新着情報
2022年9月17日(土)、西山病院院長 橋爪一光先生が代表幹事を務める「第6回地域包括と栄養を考える会in浜松」が、web開催されました。
厚労省が推進する「地域包括ケアシステム」は、高齢者が「住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることが出来るよう、地域における【住まい・医療・介護・予防・生活支援】を掲げて、日本の超高齢社会を乗り切ろうと取り組んでいます。
本会は、地域包括ケアシステムの取り組みに賛同し、地域住民の方々の栄養支援ができるように勉強する会です。
これまでも、あらゆる方面で活躍されている多職種(医師、歯科医師、看護師、PTOTST、歯科衛生士、管理栄養士、介護支援専門員等)の方々が参加し、良い関係を築き交流する場にもなっています。急性期医療から慢性期医療への切れ目のない栄養管理、さらにこれを在宅に繋げられるように発展していきたいと考えています。
今回、西山病院 歯科衛生士 谷口香里さんが「大改造 劇的口腔ビフォーアフター」と題しまして、演題発表してきました。歯が1本もなく、入れ歯も合わない、ミキサー食しか食べられない方に対し、入れ歯の形態修正、口腔リハビリを積極的に行った結果、胡瓜を食べられるようになり、表情が明るくなり自信を取り戻すことにつながった例を報告しました。
多くの質問や意見を頂くことができて充実した勉強会となりました。
リハビリ=身体のトレーニングと知られていますが、口のトレーニングはあまり知られていません。
当院の歯科衛生士は、口腔内を清潔に保つための口腔ケアだけではなく、食べられる口づくりを目的とした口腔リハビリ(口のトレーニング)を今後も積極的に行っていきます。
患者様の「食べたい!」という思いに応えるため、これからも多職種で連携し摂食嚥下リハビリテーションに取り組んでいきます。
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