西山スマイル介護職員や看護師の出会った、ちょっと感動するお話をお届けします。
2022.06.01「心のこもった言葉」
介護職員/I
13年前のグループホームでのことです。
まだ感染症についての知識が浅いまま仕事をしていた頃の1月4日。
ある利用者様が微熱を出しました。その方はノロウイルスに感染していたのでした。
その後、次々と感染は広まり職員にも感染してしまいました。幸いにも、私は感染することはありませんでしたが、なかなか収まらずグループホーム全体が感染してしまいます。
当時の担当の医師や、看護部長にも協力いただきましたが、収まる気配がありませんでした。そして、私自身も不安や自己嫌悪に苛まれることが多くなってきました。
そのような中、「終わりは必ず来るから大丈夫。僕に何かできることはないですか?」「大丈夫。今やれることをやっていきましょう。」といった言葉を担当の医師・看護部長からかけていただきました。
2か月半で感染がようやく終息となり、ほっとして感じたことは、心のこもった言葉の大切さ。その一言で勇気をもらい、頑張る力や信じる力になるということです。あの時かけていただいた言葉は一生私の心に残り続けると思います。
私が今できることは、長い人生を過ごしてこられた利用者様に心温まる言葉をかけていくこと。そして、それが出来るような関わりを続けていくことだと思います。
まだ感染症についての知識が浅いまま仕事をしていた頃の1月4日。
ある利用者様が微熱を出しました。その方はノロウイルスに感染していたのでした。
その後、次々と感染は広まり職員にも感染してしまいました。幸いにも、私は感染することはありませんでしたが、なかなか収まらずグループホーム全体が感染してしまいます。
当時の担当の医師や、看護部長にも協力いただきましたが、収まる気配がありませんでした。そして、私自身も不安や自己嫌悪に苛まれることが多くなってきました。
そのような中、「終わりは必ず来るから大丈夫。僕に何かできることはないですか?」「大丈夫。今やれることをやっていきましょう。」といった言葉を担当の医師・看護部長からかけていただきました。
2か月半で感染がようやく終息となり、ほっとして感じたことは、心のこもった言葉の大切さ。その一言で勇気をもらい、頑張る力や信じる力になるということです。あの時かけていただいた言葉は一生私の心に残り続けると思います。
私が今できることは、長い人生を過ごしてこられた利用者様に心温まる言葉をかけていくこと。そして、それが出来るような関わりを続けていくことだと思います。
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