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よくわかる介護用語

聞いたことがあるけれど意味はよく分からない、医療福祉の専門用語について簡単に解説します。
日常生活関連動作 Instrumental Activities of Daily Living(IADL)
排泄・食事・就寝等、日常生活の基本動作ADL(日常生活動作)に関連した、買い物・料理・掃除等の幅広い動作のことをいいます。また薬の管理、お金の管理、趣味活動、公共交通機関関連の利用、車の運転、電話をかけるなどの動作も含まれます。
日常生活動作 Activities of Daily Living(ADL)
人間が毎日の生活を送る上で必要な、食事・排泄・睡眠等の基本的な身体動作や移動動作のことをいいます。
入浴サービス
家庭での入浴が困難な高齢者を対象に、入浴設備がある施設等で入浴をさせてくれるサービスのことです。
尿失禁
全国の市町村では地域支援事業として、さまざまな介護予防事業の取り組みが始まっています。
各地で開催されている「尿失禁予防教室」もその1つ。泌尿器科専門の運動指導員などによる指導の下、尿失禁に関する相談や知識の普及、骨盤底筋の強化訓練の運動等を実施し、「尿もれ」による閉じこもりを防ぐことにより、将来的な要介護状態の回避をめざしています。
認知症
「痴呆症」に替わる用語です。脳や身体の疾患を原因として、記憶・認識・判断・学習などの知的機能が低下し、自立した生活に支障が生じる状態のことです。
認知症対応型共同生活介護
グループホームのこと。要介護者で認知症の原因となる疾患が急性の状態にない人を対象として、共同生活を営む住居において、入浴、排せつ、食事等の日常生活上の世話や機能訓練などの介護サービスが提供されます。
地域密着型サービスの1つ。
認知症対応型通所介護
認知症要介護者の通所介護です。在宅の要介護者がデイサービスを行なう施設などに通い、その施設において、入浴、排せつ、食事等の日常生活上の世話や機能訓練などの介護サービスが提供されます。地域密着型サービスの1つ。
認知症予防事業
全国の市町村では地域支援事業として介護予防の事業・サービス等が推進されています。地域の認知症予防プログラムは、多数の地域住民参加型の1つ。認知症の症状を悪化させる大きな要因として、からだの機能低下のほかに対人関係の悪化や精神的ストレスなどの心理的因子があります。そうした意味からも認知症予防教室のプログラムとして扱われる絵画、音楽、遊戯、工作、園芸、料理等のレクリエーション活動は精神・心理面にいきいきとした刺激と活性化をもたらす優れた治療と交流の場となっています。
認定調査
要介護・要支援認定の申請があったときに、調査員が訪問し、本人と家族への面接によって行なう聞き取り調査のことです。結果は、要介護・要支援認定の一次判定に使用します。公平を保つために全国一律の基準で客観的に判定されます。
認認介護
要介護者と介護者双方が認知症である状態。認知症の要介護者を認知症の介護者が介護している状態。
寝たきり
病気や怪我などが原因で、寝ている状態が6ヵ月以上経過し介護が必要な状態のことをいいます。
ノロウイルス
食中毒の原因となるウイルスの一種です。主に飲食物などからの感染や、感染した人の吐しゃ物の飛沫が付着して感染する場合があります。特に抵抗力の弱い高齢者や子供に多く見られます。

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