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よくわかる介護用語

聞いたことがあるけれど意味はよく分からない、医療福祉の専門用語について簡単に解説します。
夜間せん妄
認知症による意識障害の一種で、意識の混濁や錯覚、異常言動、異常興奮などの症状が見られ、しばしば問題行動(BPSD)を伴います。せん妄は夜間に悪化する傾向があり、夜間にのみ発症するせん妄のことを特別に夜間せん妄といいます。
夜間対応型訪問介護
要介護1-5の人を対象として、24時間安心して在宅生活が送れるよう、巡回システムや通報システムによる夜間専用の訪問介護を行ないます。
夜間における
1.定期巡回の訪問介護サービス
2.随時の訪問介護サービス
3.利用者の通報に応じ調整・対応するオペレーションサービスが基本となります。
地域密着型サービスの1つ。
有料老人ホーム
民間事業者が運営する施設で、食事の提供やその他日常生活上必要なサービスを提供する施設をいいます。
介護付・住宅型・健康型などがあります。
ユニバーサルデザイン (universal design)
障がいの有無や年齢・性別・能力を問わない、全ての人のための製品・環境・空間・建築などのデザインです。
--ユニバーサルデザインの7原則--
1.誰にでも公平に使用できること
2.使う上での自由度が高いこと
3.使用方法が容易にわかること
4.必要な情報がすぐ理解できること
5.間違えても重大な結果にならないこと
6.少ない労力で効率的に、楽に使えること
7.接近して使える様な寸法・空間となっていること
要介護度
介護がどのくらい必要なのかを、ランク別にしたものです。全部で7段階あります。
要支援1…基本的な日常生活を送ることはできるが、身の回りの世話に対して一部介助が必要な状態
要支援2…人体的機能に安定感を欠き、生活動作に一部介助が必要な状態
要介護1…身体的機能が不安定で、介助を要する。また、物忘れなど、精神的な衰えがあり見守り等が必要な状態
要介護2…身体的機能面において介助が必要。また、生活に支障をきたすような症状がみられ介助が必要な状態
要介護3 …日常生活動作のほとんどに介助を要する。また、精神面でも頻繁に介助が必要な状態
要介護4 …日常生活動作全般に介助を必要とする。また、意思疎通の困難さが常態化してみられる状態
要介護5 …日常生活の全てに介助が必要。また、意思の疎通が完全に困難な状態
★要支援1.2は、介護予防・日常生活支援総合事業の対象となります。
養護老人ホーム
身体的・精神的・経済的理由等により、在宅において養護・介護を受けることが困難な、原則65才以上の高齢者を対象にした入所施設です。
予防給付
要支援1、要支援2を対象とした介護保険の給付のことです。

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